オープンソースソフトウェア Linux LVS + keepalivedを統合管理できます。ダイレクトルーティングによる高負荷対応大規模クラスタの設定もらくらくサポートするロードバランサー管理マネージャ EIS Loadbalance Managerの出荷を開始しました。
人気のあるWEBサイト、ISPのメールシステムなど、多数の利用者をかかえたインターネット・サービスの負荷対策には ロードバランサーが欠かせません。でも、商用アプライアンス製品はローエンド製品でもまだまだ高価です。また、普及価格帯の商用ロードバランサー製品の COOは、予想以上に高くつきます。
- あけてみると、ノートパソコン程度の性能のローエンドマザーボードを搭載したものが多く、ハードウェア性能が低い。著しく応答性能が劣化する場合もある。
- 3年程度でサポート停止。障害対応を依頼すると新製品の購入を勧められたなどという事例も多い
- 大抵OSはただのFreeBSD改。そんな製品は、基幹ロジックも元はオープンソースソフトウェア。管理ツールと付加機能だけがオリジナルという場合が多い。
弊 社は、「それならば、オープンソースソフトウェアと市販PCサーバで構築すれば、サポートも気にせず、COOも低く気軽に利用できる」ということで、 Linuxカーネルに標準実装されている仮想サーバ機能LVS(Linux Virtual Server)と、オープンソースソフトウェア keepalivedを併用してロードバランサーを構築、高負荷サイトを支援してきました。
LVS + keepalivedのロードバランサーの煩雑な構築と管理を簡単にし、複雑な知識を必要とせず、手軽にご利用いただくために、ロードバランサー管理ソフ トウェア「EIS Loadbalance Manager」を開発、エンドユーザ向け出荷を開始しました。