WEBサイトのリニューアル


私たちのようなインターネットの裏方の仕事をしていると、自社のホームページはしばしば「生体実験」の道具にされます。セキュリティ製品のテストの人柱とか…。それがおわると忙しさにかまけていつの間にかだれも更新していないなどという恥ずかしいことがおきます。そのうち、新しい仕事を始めたりすると、また、反省して更新。こんなことの繰り返しですね。

そんなわけで、このたび「生体実験」のついてでにCMSとコンテンツを総入れ替えしました。今まではPlone/Zopeを使っていたんですが(ほとんど営業サンプルじゃないですか)、W???P????に代えました(WordPerfectって解読した方おられたら、年齢ばれます)。理由は、お客様のW???P????の管理をする仕事がPloneより圧倒的に増えたのが主な原因です。

Ploneは、ワークフローの凄さと、最終的にはDBアプリもくめるプログラミング対応機能ですが、それが仇となって、管理が結構面倒なんです。Pythonベースですので、特にPlone/Zopeをヴァージョンアップするときに面倒さはW???P????の比ではありません。後方互換性を結構気にせずアップグレードするので、いろいろなサードパーティの「プロダクト」(=~プラグイン)が一斉に大量のエラーログ(JavaのExceptionより多い)を画面に吐き出して、目的の画面がどうだったかななんて到底思い浮かばない白黒の世界です。レンダリングどころではないので、結局、たった一つのサードパーティ品のためにアップデートを断念なんてこともしばしば。

プラットフォームの更新が大変すぎて事実上不可能といった大企業の場合には、セキュリティの高さとワークフローの凄さで十分バランスするんですが、人手の限られた環境では、フットワークが止まります。

「うちのWEBサイト、完全リニューアルするから」っていわれたんですが、それって「リニューアルしろ」ですよね。「CMSかえていいですか??」「ああ、好きにして」….というわけで、「全台総入れ替え」。デザインもPlone臭いものからW???P????臭いものに変わりました。

更新頻度があがるのを期待されてます。みなさんもよろしくお願いします。

2014年12月3日 | カテゴリー : 雑記 | 投稿者 : wpadmin