LVSによるLinuxロードバランサと市販製品を比較する

LVSによるLinuxロードバランサはOSIモデル第4層(トランスポート層)の情報でスイッチングを行うL4スイッチです。市販製品もL4スイッチをベースとしたものが主流ですが、多くの製品でL4スイッチの機能に加えて第7層(アプリケーション層)の情報を取り扱う機能がオプションとして提供されています。LVSと市販製品の比較で実用上注目しなければならない相違点です。実用上、この違いが意味のある差異となるのかどうか検討してみましょう。

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