「SpamAssassinとClamAVで、朝をすがすがしく迎えられます」


毎朝、100通/人のSPAMメールの整理に追われていた出版企業のメールシステムにSpamAssassinとClamAVを核にしたメールコンテンツフィルタを導入、SPAMメールの削除に費やしていた時間と労力を節約しました。

このケースのお客さまは、仕事の事情で海外からのネットワーク攻撃を頻繁に受け、過去にWebサーバへの侵入事件も体験し ています。そのためか、SPAMメールも平均的な企業より多く、毎朝の大量のSPAMメールの整理・削除による採算性の低下は図り知れません。市販のセ キュリティサーバ製品によるコンテンツフィルタを導入したものの、ルール設定にかかる管理者の手間も大きく、思ったほどの効果もあがっていませんでした。

イ ンテグレーションサービスの依頼を受けた当社は、SpamAssassinとClamAVによるコンテンツフィルターとPostfixを組み合わせた Linuxサーバによるメールセキュリティゲートウェイを提案し、試験的にテストサーバを投入、必要なダウンタイム実質約10分間で既存のメールリレーホ ストとスマートホストの間に配置し、その実力を証明、本採用となりました。規定のルールセットでは当初いくつかの典型的なパターンでフォルスポジティブ (SPAMメールではないが、SPAMメールの特長を備えているため、SPAMメールとして処理されるケース)が認められましたが、当社のインテグレー ションサービスに標準的に含まれる約1週間のルール調整を経て、SPAMメール問題は全面的に解消、その後、目だった調整もなく、快適に2年が経過してい ます。